・御堂島正「加熱処理を伴う石器製作とその前後の進行過程 ―東北地方における縄文時代遺跡の発掘調査事例を基に―」pp.1-26
・青木 弘「三次元記録に基づく横穴式石室の定量的分析 ―群馬県伊勢塚古墳を対象に―」pp.27-53
・柳澤清一「アムール川中流域と北海道島・サハリン島の広域編年 ―類『 』・『簾』状紋・菱形連続紋の広域拡散から」pp.55-89
・糸川道行「平将門の乱と交通・物流」pp.91-114
・糸川道行「奈良・平安時代における東総の交通」pp.1-27
・西村広経「北海道島における縄文時代後期中葉の土器編年」pp.29-59
・御堂島正「風化による石器使用痕跡の表面変化 ―黒溶岩製模擬石器を用いた5年間の屋外曝露実験―」pp.61-73
・樋泉岳二・佐々木由香「特集『動物・植物考古学』刊行にあたって」pp.1-6
・植月 学「縄文時代の湾奥貝塚より出土するフグ科魚類の研究」pp.7-32
・小島秀彰「縄文時代のタイムカプセル考―鳥浜貝塚が遺した課題と近年の低湿地遺跡がもたらした解―」pp.33-56
・山本 華・佐々木由香「土器圧痕からみた縄文時代のシソ属果実 」pp.57-89
・鈴木伸哉「中央区日本橋一丁目遺跡出土木製品の樹種からみた17世紀の江戸の町家における木材利用 」pp.91-114
・菅原広史「沖縄諸島貝塚時代の『特異的』なイノシシ出土傾向にみる生業様相の考察―嘉門貝塚の動物遺体の再分析を中心とした考察―」
pp.115-144
・板垣優河「打製石斧の使用状況に関する事例検討―長野県北村遺跡と富山県桜町遺跡―」pp.1-26
・鈴木宏和「縄紋回転技法から見た上川名式土器」pp.27-63
・佐藤亮太「資料紹介:静岡県下開土遺跡出土の縄文時代前期の土器」pp.65-78
・御堂島正「黒曜岩製石器の着柄・保持痕跡―各種使用法による実験痕跡研究―」pp.1-26
・板垣優河「打製石斧の機能分析―石器の装着法と掘削対象土を中心に―」pp.27-58
・佐久間正明「5世紀における土師器の並行関係について―東西における機種組成の共通性を中心に―」pp.59-80
・小畑弘己・佐々木由香・櫛原功一・ 真邉 彩・新田栄治・川島秀義・中村直子「種実・昆虫圧痕はなぜできるのか(その一)
―タイ・ラオスの土器作り村における土器作り環境調査報告―」p.81-102
・柳澤清一「『トビニダイ土器群』編年の諸問題その(3)―『忘失』されたモヨロ貝塚編年と『貝塚トレンチ』未発表資料の検討―」pp.103-155
・網 伸也「特集にあたって」p.1
・清水昭博「百済の王宮と瓦生産」pp.3-28
・花谷 浩「瓦からみた飛鳥寺造営、そして飛鳥池遺跡」pp.29-49
・大脇 潔「7世紀の瓦生産:花組・星組から荒坂組まで」pp.51-88
・石田由紀子「藤原宮の造瓦体制 」pp.89-116
・今井晃樹「軒瓦からみた平城宮の造営過程」pp.117-150
・原田憲二郎「大安寺造営と瓦生産」pp.151-171
・奥村茂輝「東大寺・法華寺造営と瓦生産」pp.173-199
・上村和直「西寺・東寺の造営と瓦生産 」pp.201-220
・古閑正浩「弘仁期における平安京の瓦生産」pp.221-238
・御堂島正「黒曜岩製石器の耕作痕跡と発掘痕跡:農作業と発掘調査に関する実験痕跡研究」pp.1-26
・鈴木俊夫・沼澤 豊「レーザ測量図を用いた古墳当初設計の復元及び墳丘体積の計算:仲津山古墳を例として」pp.27-42
・加藤一郎「乳脚紋鏡の研究」pp.43-79
・賀来孝代「古墳時代の鵜と鵜飼の造形」pp.81-104
・柳澤清一「『トビニタイ土器群』編年の諸問題その(1)末期の段階について」pp.105-135
・今城未知「千葉県山武市旭ノ岡古墳のデジタル三次元測量」pp.137-154
・比田井克仁「特集にあたって」p.1
・杉山祐一「再葬墓出土土器の複雑性と地域間関係:千葉県塙台遺跡と周辺地域の検討から」pp.3-40
・萩野谷正宏「紀伊半島南部沿岸出土の弥生中期東海系土器の系譜」pp.41-63
・轟 直行「角江式土器の変遷と各地の併行関係」pp.65-87
・小林 嵩「下総における弥生時代中期後葉集落の特質 」pp.89-111
・白石哲也「弥生時代における鳥形土製品の役割」pp.113-136
・福田 聖「周溝内埋葬の再検討」pp.137-156
・井上慎也「群馬の大陸系磨製石器」pp.157-180
・杉山和德「東日本における鉄器研究の現状と課題」pp.181-189
・平田 健「登呂遺跡絵葉書に関する一考察:戦後日本考古学史研究序説」pp.191-213
・細谷 葵「先史時代の堅果類加工再考:世界的な比較研究をともなう民族考古学をめざして」pp.1-38
・小林 克「本州日本海沿岸北部における縄紋時代後半期の宗教儀礼:サケをめぐる考古学的事象と民俗(族)誌」pp.39-74
・高橋龍三郎「縄文後・晩期社会におけるトーテミズムの可能性について」pp.75-141
・中門亮太「土器づくり民族誌から見た土器型式の社会的背景」pp.143-176
・平原信崇「ギルマの類型化に関する一考察」pp.177-205
・山本典幸「縄文時代中期終末から後期初頭の柄鏡形敷石住居址のライフサイクル」pp.207-228
・夏木大吾「中部・関東の稜柱系細石刃石器群をめぐる地域集団の移動領域と石材ネットワーク」pp.1-18
・鈴木朋美「ベトナム中部トゥーボン川流域におけるサーフィン文化の土器編年試案:ゴーマーヴォイ遺跡
出土土器の型式分」pp.19-41
・深山絵実梨「先史時代東南アジアにおける耳飾と地域社会:3つの突起を持つ石製玦状耳飾の製作体系復
元」pp.43-65
・久保田慎二「中国新石器時代の太行山脈東側地区における土器編年と地域間関係」pp.67-102
・齋藤瑞穂「勒島式細別編年試案」pp.103-139
・韓佺・藤井康隆「清代后妃墓葬の地宮制度の特徴に関する基礎的研究 」pp.141-161
・赤司千恵「植物遺存体資料からみた,西アジアとその周辺の新石器時代における穀類(皮性/裸性)の選択」 pp.1-20
・熊崎真司「古代エジプトにおけるシャブティ所有点数の変化と質的変化―テーベ第1号墓の事例から―」 pp.21-43
・長屋憲慶「エジプト先・初期王朝時代の石刃剝離技術の発達と展開」pp.45-63
・山田綾乃「書体分析と分布分析によるペピ2世葬祭殿出土グラフィティの機能同定」pp.65-86
・渥美賢吾「東国における七世紀の土器から三つの断章」pp.87-115
・長山明弘「『カリカリウス土器群』の編年と当幌川遺跡出土土器の再検討」pp.117-166
・小林 克「東北北部縄紋時代祭祀・儀礼遺構のシンボリズムとその変遷―『性的原理』と『擬似的住居』 ―」 pp.1-38
・鈴木正博「奥東京湾方面の『栗林式縁辺文化』に学ぶ―考古年代を求め、先史集落を探り、古地域の文化動態に迫る先史考古学の回廊―」pp.39-122
・小林 嵩「下総における弥生時代中期後半~後期初頭土器編年の再検討」pp.123-141
・西野吉論「相模湾沿岸地域における弥生時代後期の集落移動に関する考察」pp.143-158
・山田俊輔「須恵器を中心とする土器祭式の系譜」pp.159-172
・長山明弘「茨城県における繩紋式中期末葉・後期初頭の動物形象突起」pp.1-48
・中門亮太「東北地方北部における瘤付土器の基礎的研究」pp.49-83
・瀧音 大「背合わせ勾玉についての一考察」pp.85-108
・青木 弘「横穴式石室の基礎構造と裏込にみる古墳築造―埼玉県の事例を対象として」pp.109-141
・柳澤清一「道北編年再考その(4)礼文島浜中2遺跡(1990年度)調査資料の編年」pp.143-184
・岩城克洋「イタリア半島中部におけるローマ期CCF-浅鉢系ollaの研究」pp.185-209
・中村信博「出流原式土器論―栃木県内遺跡の様相から見た出流原a・b式の内容・変遷と併行型式の検討」pp.1-26
・鈴木加津子「大宮台地鳩ヶ谷支台の晩期初頭の土器―土坑出土土器から見る縄紋時代後期/晩期の界線―」pp.27-47
・松丸信治「前浦式土器の再検討―千葉県における縄文時代晩期中葉の土器編年の構築―」pp.49-69
・中沢道彦「氷Ⅰ式期におけるアワ・キビ栽培に関する試論―中部高地における縄文時代晩期後葉のアワ・キビ栽培の選択的受容と変化―」pp.71-94
・齋藤瑞穂「新潟市法花鳥屋B遺跡『重弧縄線文土器』小考」pp.95-111
・柳澤清一「いわゆる『元地式』(『接触様式』)編年の再検討」pp.113-160
・田口哲也「都市と村落の近世墓―甕棺の環境的・地域的視点からの比較研究―」pp.161-200
・宮里 修「コマ形土器から花盆形土器へ」pp.201-221
・久保田慎二「墓からみた馬家浜文化の地域性」pp.1-23
・小澤正人「河南省淅川県李官橋盆地における春秋戦国時代墓葬についての一考察」pp.25-46
・和田久彦「北西シリアの鉄器時代の住居と集落に関する一考察―テル・マストゥーマの遺構をもとにして―」pp.47-68
・河合 望「葬制から探る古代エジプト第2中間期末から新王国時代初期の社会様相の一側面―アブ・シール南丘陵遺跡出土の集団埋葬を中心として―」pp.69-96
・真道洋子「イスラーム・ガラスにみる8世紀における社会の変容と展開―フスタート遺跡とラーヤ遺跡を中心に―」pp.97-118
・森下壽典「南米インカ国家における土器生産と工人集団についての基礎的検討」pp.119-154
・石井智大「弥生時代L字状石杵の歴史的意義―辰砂・水銀朱の流通をめぐって」pp.1-24
・福田 聖「関東地方における『周溝』の研究をめぐって」pp.25-51
・柏木善治「葬送に見る横穴墓の機能と構造変化―神奈川県における改葬の事例を中心として―」pp.53-78
・柳澤清一「道北における北方編年の再検討その(2)新しい青苗砂丘遺跡編年と北方古代史研究」pp.79-121
・榊田朋広「土器容量組成からみたトビニタイ文化と擦文文化の関係」pp.123-153
・宮里 修「朝鮮半島の銅矛について」pp.155-179
・遠部 慎・宮田佳樹・小林謙一「竪穴住居覆土内における混入の検討」pp.181-192
